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たけしの家庭の医学 めまいの原因を100%特定する医師 [めまい]

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めまいの原因究明率100%


奈良県立医科大学耳鼻咽喉・頭頸部外科の教授北原糺(ただし)さん。

北原先生は2007年には医師として賢威のあるポリッツアー賞を受賞しています。

北原さんの研究は「めまい」
耳鼻科の観点からめまいの原因を100%解明することを目標に日夜診察を行っているそう。

北原先生はこのめまいの原因を究明するために1週間の入院検査を行っている。
通常であれば数ヶ月かかるような検査をめまいに特化し1周間で行うという画期的な診察方法を行っている。

この入院制度は1年ほど前から実施されているが60人の患者さんすべての人のめまいの原因を特定したという。

今ではこの1週間検査を待つ人が多く順番待ちをして受診しているそうです。

原因不明のめまいの恐怖


番組ではとある初老の女性のエピソード

彼女はいつからか原因不明のめまいで困っていた。

最初はめまい止めなどで症状が治まっていたもののすぐに症状は悪化
ひどいと立ち上がることもままならなくなりそのまま外出もすることなく半ば引きこもりのような状態になてしまったそうです。

そんな彼女を救ったのは今回ご紹介する北原糺先生です。
(奈良県立医科大学 耳鼻咽喉・頭頸部外科)

そしてその女性の原因を1週間検査法により究明

検査は12種類に及びます。

その検査で見るのは
・内耳の異常
 三半規管などを見ていきます。
・外耳や中耳の異常
・脳の異常
・ストレスの影響
など多岐に及びます。

1日目は
・音を聞く検査(耳の異常を検査)
・言葉の聞き取りの検査(脳の異常を検査)

2日目は脳関係の精密検査
MRI検査による脳、内耳の検査

3日目は
三半規管と脳の状態を検査
平衡感覚の検査

4日目以降は
蝸牛と呼ばれる場所の検査
卵形嚢を見る検査
球形嚢の検査
外側半規管
ストレス問診

などを経て1週間の検査となります。

そしてこの女性の原因不明の検査の原因は

左の卵形嚢という部分が少し傷ついているとのこと。
そして診断は「良性発作性頭位めまい症」

日本で一番多い症状で
めまいに悩む人達の4割を占めているという。

そしてこの女性のめまいを重症化させたのは
左足の過去の怪我

意外なように思えるが
耳の異常に対し通常は足でバランスをとるのだが
足のちょっとして異常で重症化させてしまったようです。

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めまいの特徴について



原因の特定に役に立つめまいのタイプ

このめまいはどんな人にもおこる可能性があるそうです。

1・回転するようにみえるめまい
 例えて言うなら側転をするような動きと言ったらわかりやすいでしょうか。
 このようなぐるぐる回る回転性めまいについては
「良性発作性頭位めまい症」の疑いがあるそうです。
三半規管の異常が主な原因となるそうです。

2・左右に流れるようなめまい
これはメニエール病が主に疑われそうです。
水平方向の左右に首をふったようなめまいです。

また、耳鳴りや難聴も同時に発症するそうです。 

めまいは放置しても治るわけではありませんのでめまいを感じたら早目の受診をしたほうが良さそうです。

その時に手がかりになるのが上記のような
どんな状態のめまいかどうかということです。

状況をよくみて医師に伝えることも必要ですね。
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